*750ブルターレのオーナーによる910の試乗記

「これは、チューニング・エンジンだ。」
試乗車に跨ってゆっくりと走り出すと、スグに750との違いに気がついた。低回転時のトルク感が全く違う。750の低回転時は一昔前の空冷4気筒を思わせるガサツで肉の入っていない回り方なのだが、910は低音のきいた排気音と共にグイグイと車体を引っ張っていく。不思議なことに低回転域ではエンジンに2気筒のようなパルス感さえ感じるのである。
それならばと一万回転を超える辺りまでアクセルを開けると、簡単にフロントの接地感が無くなってくる。高回転域は流石に4気筒らしいシャーンといった回り方になるのだが、依然として溢れる出るトルク感は維持しているのだ。
この乱暴とも思えるパワー・フィーリングは、750をベースにしたチューニング・エンジンのそれだ。
750と同じ非常にコンパクトな車体に詰め込まれたパワーは、メーカーによって良く躾けられているとはいえ、高度なチューニングを隠すことはできないでいる。
さて、「キュウヒャクトウ」と「ナナハン」どちらが良いのか?と尋ねられて、答えに窮すのは、「ナナハン」のオーナーならば仕方の無いことか・・・
何しろ、この910、750よりも価格が安いのである。

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